武井バーナーのパープルストーブ301Aセットをこの間買いました。
武井バーナー 301Aセット
で、このセットには収納缶と呼ばれるこういう缶がついてます。
武井バーナー 301Aセット缶
なので、当面はこの間に入れて運べばいいかと思ったのですが、ここにちょっとした落とし穴がありました。
実は、本体の購入と併せて、ポンピングを少しでも楽にしようと考え、空気入れで加圧できるこの金具も購入しました。
武井バーナー 接続金具301
本体にこの金具を接続すると、付属の収納缶に入らなかったのです…。
入れ方が悪いだけでしょうか?
ということで、すごく久しぶりの木工作をしてみることにしました。
用意したものは以下のもの。
●木---200mm×200mm 2個 、 200mm×330mm 2個 、 (200mm-板厚の2倍)×330mm 2個
●木工用ボンド
●釘(真鍮釘) 16個
●蝶番(取り付け用ねじ付) 2個
●留め金具(取り付け用ねじ付) 1個
●紙やすり(角を落とすことができる程度のもの)
●油性塗料ニス(ウレタン)
●深めの紙皿
●刷毛
●ホットボンド
手順は次のとおり。
①材料をホームセンターに買いに行き、ついでに板をカットしてもらう。(元板は、200mm×1820mm×13mm厚の板一枚)
②板の向きを考えて、蓋になる板以外を木工用ボンドでくっつける。
※はみ出したボンドは、指で隙間に塗りこむ感じで。
③木工用ボンドで少しくっついた感じがしたら、できるだけ角を合わせて、側面の板の上下×4辺とそこ板の角4個所に釘を打って留め、角を紙やすりで簡単に削り、引っ掛かったりしないようにしておく。
※釘打って板にひびが入っても慌てず、とりあえず木工用ボンドをすりこんで誤魔化す。
※木の角はささくれ立ったり、尖っていると危ないので、それをちょっと削る程度です。
④はみ出したボンドが乾いてきたら、蓋を取り付ける方を下にして、塗料を塗り始める。
※塗料は薄め液で薄めて、何度も重ね塗りするのが良いらしいのですが、ケチって薄め液は買わないで塗ったら、ずいぶんまだらな感じになりました。でも、何事も「あじ」だと主張すれば済むと思います。
⑤室内で塗ると臭いので換気する…。
⑥塗料がほぼ乾いたら、重ね塗りする。
※きれいに仕上げる場合は、薄めて何度も重ね塗りするのが良いと思います。
⑦中も塗る(これは、塗料の残り具合や、好みの問題かも)
⑧塗装が終わったら、残った釘で側面の板の長辺の真ん中あたりに釘を打つ。
※塗装前に釘を打って、そこを塗料で塗ってしまうと真鍮釘の輝きが分からなくなります。釘を目立てさせたければ、塗装後に全ての釘打つのもありかも知れませんが、ボンドだけだと角合わせとかが難しいかも。
⑨箱の中の板の接続部分にホットボンドをつけていく。
※これは、なんとなくです。気持ち的には、箱の中で灯油がこぼれたときに、ホットボンドで角を塗ってあったら角からしみ込みにくくなるかな?という気持ちです。なくても問題ないと思います。
⑩蓋の部分を蝶番で留め、正面に留め金具をつけて完了です。
これで出来上がった箱の外形寸法は、パープルストーブ301Aセットが入っていた武井バーナーの箱の外形寸法とほぼ同じになります。
(ほぼというのは、底板と蓋の厚み分だけ、縦に長くなっているためです。)
100均の刷毛が塗装中の塗料にくっついて塗装がいまいちだったり、うすめ液を使わないことで色ムラが出たりしてますが、極論してしまえば、「使っていくうちにどうせ汚れるしね」ということでOKです。
イマイチな部分は幾つかありますが、十分箱としての機能は満たしており、何より、僕がキャンプ道具を大事に使おうという気持ちがあるんだ、というスタンスを子供に手伝わせながら作ることで示せたのではないかと思います。
久しぶりの工作、結構楽しかったです。